○○のようなひと
いつも SAKURA everyのブログを見てくださり、ありがとうございます。
篠栗校の別府です。かなりお久しぶりです。
さて。塾での対面授業を再開させて2週間弱経ちました。
ようやく学校の授業も本格的に再開して、定期テストの話も出てきています。
そんな中、今日は中3の国語の授業をしました。
中3が最初に習う作品で「水のようなひと」という作品があります。
おーなり由子さんが書いた、口語散文詩です。
世の中には、色々な人がいる。
水のようなひと、木のようなひと、花のようなひと。
他にもいろいろ。
詩の中に「みんなそろうと、思いがけない豊かなことがきっと起こる」という表現があります。
人はみんな違う。性格も考え方も。
でも、だからこそ面白いし、だからこそ色々な人が集まると豊かになれる。
色々な人がいるって素敵だな、素晴らしいな、と思わせてくれる詩です。
ほとんどの学校で、「自分は何のようなひとだと思いますか?」という問いかけを先生からされます。
私も中3にこの授業をする際、自分は何のようなひとだろう?と考えます。
どんな答えでも、それは自分の個性であり、良いところでもあれば悪いところでもあるかもしれない。
この詩を読むと、自分を見つめなおす良い機会が得られるかもしれません。
でも、そんなふうに色々な人がいるから、人はおもしろいし、豊かになれるんですよね。
最後の「いろいろな友だちがいると、うれしい。」という表現がとても好きです。
なんだか、ホッとします。
あ、私は私のままでいいんだ!みたいな。
皆さんもこの詩を読んで、自分は何のようなひとなのか、自分を見つめなおしてみるといいかもしれませんよ☆