歴史は物語。

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歴史は物語。

今日は社会の話です。

 

一般的に、『社会は暗記』そういう見られ方だと思います。
私自身、地理という分野に関しては間違いなくそうだと思います。

 

「りんごの出荷額全国1位は?→青森県」

 

「温帯で、夏に乾燥し冬に雨が降る気候は?→地中海性気候」

 

こんなの、覚えるしかないですね。

しかしかく言う私も、歴史はなかなか覚えることができませんでした。

要因の一つに、一問一答などで暗記をするだけでは時代の流れを掴めないから、というのがあると思います。

 

例えば、

 

「後醍醐天皇が行った天皇中心の政治は?→建武の新政」

「北朝に新しく天皇を立てた将軍は?→足利尊氏」
という室町時代の見慣れた一問一答がありますよね。

 

しかし物語としては、

 

後醍醐天皇は武家中心の政治に不満…

反乱を企てては失敗し、3度目の反乱で鎌倉幕府を滅ぼす

天皇中心の政治(建武の新政)を行う

今度は武士が不満、足利尊氏が後醍醐天皇に対して反乱する

足利尊氏は京都に新天皇を立てるが、後醍醐天皇、吉野へ逃亡!

三種の神器(天皇の証)を持ち出し、自分が真の天皇だと主張!

京都が吉野(今の奈良)よりも北に位置するので京都を北朝、吉野を南朝と呼び、天皇が2人存在する

南北朝時代が始まる

 

このように、歴史を暗記ではなくストーリー(物語)として覚えることで、興味が湧いてくるのではないか、と思います。

 

「後醍醐天皇ってしつこい!」とか、

「地理的に南と北に朝廷があったから南北朝時代って言うのか!」
など、丸暗記だけでは生まれない興味も湧いてくると思うんです。

 

それでもなかなか歴史を覚えられない人、漫画を読んで流れを掴むという方法はかなり効果があります。

 

皆さんも、丸暗記だけではない歴史の勉強で、少しでも多く興味を持ってみましょう!

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