故きを温めて新しきを知る
こんにちは。
篠栗校の別府です。
今回も中3の国語の内容より。
「故きを温めて新しきを知る」
今から約2500年前の中国の思想家、孔子とその弟子たちの言行録である「論語」の中にあるものです。
ここから生まれた故事成語が「温故知新」。
有名ですよね。(テストに出るぞー!!)
「温故知新」とは、「前に習ったこと・学んだことをもう一度調べ直して、新たな知識を身につける」という意味ですが、これってけっこう難しいことだと改めて思いました。
「新しいことを知りたいなら、新しい知識が必要なのでは?」と思いますよね。
人って過ぎたことを再確認するのはあまり好きではないと思うんです。(人によるかもしれませんが…)
私もどちらかというと苦手です。
でも色々と変化が進んでいく今の時代、新しい知識ももちろん必要ですが、たまには昔のことを思い出してそこから何か人生のヒントを得ることができたら…と思いました。
生徒の皆さんも、勉強に行き詰まったときは、一度、過去に習ったことを思い出してみましょう。
難しい問題に出会ったときも、最初に習った基本を思い出して、もう一度チャレンジしてみましょう。
それまで気が付かなかった解き方を発見できるかもしれません。
テストがんばれ。